試験は突然やってくる
「あなたが好きって言ってたから、アズマヒロキの画像検索してみたんだよね」
事務の仕事をしている。
たまにちょろっと隣の人と話をして、どこに住んでるとか、余暇の過ごし方とか。
右隣りのMさんは五反田に住んでて、私が「ゲンロンカフェ行きまくりじゃないですか!! 」と言ったら「そんなうらやましがり方なのw」と返されて、次の日冒頭のセリフ。
Mさん「さすがに動画は見なかったんだけどね」
私「私も誰が見るんだろうと思ってたんですけど、人に薦められて見てみたんですよ。
その動画が、初めて見たとき鳥肌立つくらい面白くてすごい好きなんですけど、東浩紀とひろゆき(私「2ちゃんねる作った人なんですけど知ってますか? 」Mさん「知らない」)がネコ耳付けた、ニコニコ超会議の動画がyoutubeにあるんですよ。
そこで東浩紀がペットボトルをたとえに、理系と文系の違いをすごいわかりやすく言うんですよ」
Mさん「どういうこと? 」
一瞬、「家で見返して要約してきます!! 」と言いかけたのだが、思い直して、今、言ってみることにした。
私「東浩紀が『ペットボトルってあるじゃん』って、対談で用意されてたペットボトルを手にするんですよ。で、『ペットボトルって、こうやって落としたら落ちるよね』って床に落としてみせるんですよ。で、『ペットボトルを落としたら落ちるって、何回やっても落ちるよね』って」
Mさん「そうだね」
私「東浩紀が『何回やっても落ちるって、理系の考え方だよね』」
Mさん「あー、そうだね」
私「東『で、歴史って文系じゃん』」
Mさん「うん」
私「『歴史って、何回も繰り返すと違う結果になるかもしれないよね』」
Mさん「あ~!! 」
私「『学問っていうのが、ある時に、繰り返したら何回やっても同じ結果になる、っていうのを学問の条件に入れたんだよね』」
Mさん「そうだね! わかる!! すごいよくわかる!! 」
私「東浩紀がすごいのは、“難しいことを簡単な言葉で言ってくれる”ところなんですよ。朝生も見るんですけど、あれは“難しいことを難しい言葉で言う”から、1時間くらいすると分けわかんなくなって、テレビ消しちゃうんですよね。東浩紀は東大だから、難しい言い方なんかいくらだってできるはずなんですよ。でも東浩紀は“朝生を最後まで見られない私”にも分かる言葉で言ってくれるから、すごいんですよ」
家帰って、ちゃんと言えてたかなって、もっかい動画見てみた。
www.youtube.com(話自体は36:00~頃から始まる。ペットボトルのたとえは39:43~頃から41:40頃まで)
けっこうちゃんと言えてたε-(´∀`*)ホッ
試験や本番は日時があらかじめ決まってるものだけど、“現実の試験や本番(ケンカとか)”は突然来るよな~と思った。